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中国からの引揚者を描いた巨大な絵画「一九四六」を鑑賞

北とぴあ地下展示ホールで開かれていた王希奇「一九四六」東京展。最終日ギリギリで鑑賞してきました。

終戦直後の中国から引き揚げてくる群衆を描いた、縦3メートル横20メートルの大作です。

噂には聞いていましたが、会場に入ると目に飛び込んでくる作品の全容にまずビックリ。

近づいて鑑賞すると、何百人という規模で描かれた引揚者の姿が。一人ひとりが写実的に、緻密に描かれており、二度ビックリです。

さらに、後方には何隻も停泊している黒く巨大な引揚船が描かれています。まるで、目の前に本当の船が停まっているかのような錯覚に陥ってしまいました。

作者の王希奇氏は、1960年中国遼寧省錦州生まれ、歴史をテーマとする創作を得意とし、その独特な画風とオリジナルな視点で国内外の注目を浴びている画家だそうです。

今回、この作品が北区を皮切りに公開されるということで、11日のオープンセレモニーには、引き揚げ体験を持つ加藤登紀子さんや、ちばてつやさんも出席されました。

戦争体験は風化させてはならないし、風化させないことが次の戦争を防ぐ力にもなる。この作品を観て、作者の平和への想いを強く受け止めました。

会場は移りますが、各地でぜひ鑑賞してもらいたい作品です。