活動日誌

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新築の滝野川紅葉中学校を見学

滝野川中と紅葉中の統合で生まれた滝野川紅葉中は、旧滝中を仮校舎として使っていました。

このたび、旧紅葉中に新しい滝野川紅葉中校舎が完成し、今日、内覧会が開かれました。

滝野川紅葉中

区の営繕課長に案内され、校舎内を見学。今回のコンセプトは「ひかり」のある学校だそうです。

家庭科室、音楽室などを見た後、地下1階から3階まで吹き抜けになっている体育館へ。すでに、生徒たちが部活の練習に励んでいました。

外気を取り込む口があり、自然通風、自然採光で明るい雰囲気の空間となっています。

体育館

屋上へ上がると、太陽光パネルが設置してありました。

巨大な2枚の板ですが、発電量は従来の10Kw。バッテリーはありませんが、職員室へ直接電力を供給できるとのことです。

なお、来春に完成する赤羽岩淵中学校では、17Kwのパネルがとりつけられるとのことでした。

太陽光パネル

こちらは、太陽熱温水パネル。太陽の熱で、直接水を温め、一般給湯や給食室へと送ります。

水が温まりやすいように触媒が混ぜられ、直接温めるよりも省エネルギーになるような設計となっています。

太陽熱温水パネル

屋上に設けられた25mプール。災害時には消防用水となり、マンホールトイレの排水にも使われるそうです。

プールへは、男女用更衣室とは別に、障がい者のみなさんも使用できるバリアフリー仕様の多目的更衣室も設けられています。

プール

特別教室も立派です。技術室、美術室、パソコン室などを見てまわりました。

こちらは理科室。観察と実験が両方できる仕様です。

理科室というと、授業で余ったマグネシウムを燃やしてボヤ騒ぎとなり、親を呼び出され、先生にお目玉をくらった中学校時代を思わず思い出してしまいました。

理科室

こちらは普通教室。縦8.5m、横8.5mの正方形というつくりです。

木の仕上げを使った明るい環境とのことですが、細かい配慮もしてあります。

普通教室

天井に付いているこのセンサーは、教室に入っている生徒の人数を計測し、自動的に空調の温度を調節する器械だそうです。

天井のセンサー

素晴らしい教育環境が整えられるのは、喜ばしいことです。

学んだ校舎の記憶は、大人になっても消えることはありません。子どもたちにはこの学校で、一生の思い出をつくってほしいものです。