2012年11月11日(日) | 活動日誌
11・11反原発1000000人大占拠
「この日を歴史を変える日にしたい」――即時原発ゼロを願う誰もがそう思ってきたに違いない。
今日は11・11「反原発1000000人大占拠」行動が、国会周辺でとりくまれる日です。
北区では、午後5時から始まる本番の抗議行動を前に、午後2時より王子三角公園で地域集会が開かれました。
黄色いグッズを身につけ、プラカードやのぼり旗などを掲げた250人の参加者の中から、我こそはという希望者がステージに立ち、思い思いに発言しました。
池内さおり衆院東京12区予定候補も、日本共産党の「即時原発ゼロ」の提言を紹介しながら、国民運動の先頭にたつ決意を表明しました。
続いて、そねはじめ前都議がマイクを握り、「辞任する最後の瞬間まで原発に固執する姿をさらしたのが石原前都知事。都民の暮らしをメチャクチャにした石原都政を転換するチャンスです。『原発ゼロ』を公約に掲げる宇都宮健児さんをぜひ都知事に押し上げましょう。私も来年、必ず都議会に戻ります」と訴えました。
わが日本共産党北区議員団も9人全員が参加し、新社会党の福田光一議員とともに連帯のあいさつに立ちました。
八百川孝区議が代表してスピーチ。次に、お隣の足立区からかけつけた日本共産党の針谷みきお区議も激励のあいさつをおこないました。
集会の最後にシュプレヒコール。
「原発ゼロ」「大飯を止めろ」「大間をつくるな」と、参加者全員で元気に声をあげました。
小休止の後、集会に参加したうちの約90人が、みんなで国会大占拠に参加することに。東京メトロ南北線の王子駅から地下鉄に乗り込み、永田町まで移動しました。
なにせ100人近い人が国会をめざすのですから、地下鉄のホームでもこの通り、すでにデモ行進状態。
永田町の1番出口から外へ出たのは午後4時前。残念ながら、小雨がパラつく天気でしたが、国会図書館前を通り、憲政記念館の突き当たりを右折するいつものコースを進むと、すでにたくさんの人が白い風船を持って集まっていました。
国会議事堂正門前のスピーチエリアでは、すでにスピーチが始まっていました。
たくさんの人が横断歩道を渡ろうとしているのに、首相官邸方面へは警官隊が通行止めに。歩道に人があふれ、「通せ、通せ」とシュプレヒコールが飛びます。
国会議事堂前の大通り沿いにすすむと、顔見知りの「三人娘」の姿が。
右は、日本共産党衆院千葉4区の斉藤和子予定候補、真ん中は、わが北区議員団の山崎たい子区議、そして左は、北区在住の某団体役員、Aさんです。
とにかくいろんな人と会いました。雨の中、みなさんご苦労さまです。
ファミリーブロックを過ぎて、さらに桜田門駅方面に向かって歩くと、ようやく最後尾に。それでもまだ、ぞくぞくと人が集まってきていて、見ているうちに最後尾はどんどん後ろに下がってきます。
抗議行動開始の午後5時が近づいてくると、あたりはすでに薄暗くなってきました。雨も激しく降り出しました。
傘と傘がぶつかり、びしょ濡れになっても文句をいう人は一人もいません。心は「原発ゼロ」でしっかり結ばれているからです。
スネアドラムまで用意して参加した池内さおり予定候補も、雨のため今回はドラム隊としての出番はなさそうです。それでも「雨ニモ負ケズ」、最後まで元気にコールし続けました。
福島第1原発事故で人類とは絶対に共存できないことが明らかになった原発。それを止めるどころか再稼働させ、さらに新たな原発建設に着手しようとしている野田内閣の犯罪性は計り知れない。
その背景に、財界とアメリカの圧力があることも公然の秘密となっています。
「ふるさと」を奪われた福島の人々はもとより、孫子の代まで危険な放射能の被害を押しつけることは断じて許せません。
今日の行動が、原発ゼロを求める全国の多くの運動とあいまって、必ずや原発固執勢力を包囲してゆく力になることを確信しています。