2012年5月28日(月) | 活動日誌

雷雨の中で完成させたスーパー4段円筒トリプルトップ

赤羽岩淵中学校の運動会が開かれ、参観しました。

現在、新しい校舎を新築中のため、今年も北運動場を借りての開催です。

都合で午後からの参加となりましたが、この時点では晴天に恵まれ絶好の運動会日和。風が強く、「蛇の皮むき」という競技の最中にも砂ぼこりが舞い、生徒たちは大変そう。

100m走では、遅い子も早い子も全力疾走でがんばる姿に清々しさを感じました。

そうしているうちに、空には怪しげな雲が。

赤岩中の運動会は、なんといっても女子のダンス、男子の組体操が一番の見どころです。雨の降らないうちにプログラムを終えてほしいものだと校長先生とお話ししていると、見る見るうちに暗雲がたちこめてきました。

なんとか女子のダンスが終了し、男子の組体操が中盤にさしかかった頃、ついに大粒の雨が降り出しました。

それでも、この日のために練習を重ねてきた男子たちは、演技を中断しません。なんとしても最後の大技に挑もうと雷雨の中でのフォーメーションが続きます。

そしてついに「スーパー4段円筒トリプルトップ」が完成！

これをやらないと中学校生活に悔いを残す、とさえいわれる大技。見事に一発で成功しました。

このあとすぐに残りの競技を中止し、生徒も先生もずぶ濡れになりながら退場。一目散に学校に戻って行きました。

子どもたちの目は、雨と涙でぐしゃぐしゃに。この感動を、いつまでも忘れないでいて欲しいと思います。