活動日誌

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基本計画・経営改革プランの改定案説明会

現在、区民意見を募集中の「基本計画2020(案)」および「経営改革プラン2020(案)」について、北区はこのほど、区内3ヵ所で説明会を開催しました。新しい計画は、今後5年から10年を展望した区民の暮らしやまちづくりの大方針となり、年度末の3月に策定される予定です。

各会場では、担当課長が約1時間、「基本計画(案)」、「経営改革プラン(案)」について説明した後、質疑応答がおこなわれました。

「将来的な人口減少」より人口増への対応を

基本計画では、「基本的な考え方」の中で、今後約10年間、総人口が増えていくとしながら、「将来的には、人口減少は避けられない見込み」とし、よりいっそうの「経営改革」や、公共施設の統廃合・廃止を検討するとしています。
しかし、保育園や学童クラブ、学校の教室など、人口増加にふさわしい施設の整備は不可欠です。今後10年間の計画というなら、将来的な人口減少より、人口増への対応を主眼に置くべきです。

ジェンダー平等実現へふみこんだ施策を

新しい計画には、「多様性の尊重」が盛り込まれていますが、国連が示す持続可能な開発目標(SDGs)では、「ジェンダー平等の実現」がうたわれています。

これまで推進してきた男女共同参画や多様な性への理解促進から、一歩進んでジェンダー平等社会の実現を掲げてほしいものです。

「区民とともに」 掲げるが…

基本計画の区民向け説明会開催は初めてですが、滝野川会館、赤羽会館、北とぴあの3会場とも、一般区民の参加者が10人未満にとどまったのは残念です。基本計画は「区民とともに」を基本姿勢に掲げているだけに、策定段階から区民の積極的な参画をめざすべきではないでしょうか。