2014年1月5日(日) | 活動日誌
人形のコレクション
2日から始めた新年のあいさつ回り。今日は、午前、午後、夕方の3ラウンドで74軒のお宅を訪問し、ごあいさつしました。
その中で午前中、Oさんのお宅を訪ねた際、「ぜひ見せたいものがある」と案内され、紹介されたのが手作り人形のコレクションでした。
アトリエの卓球台の上に置かれた、数十体の人形。本体はもちろんのこと、衣装や小道具まで、すべてOさんの手作りです。
目を見張る精巧な出来栄えに、思わず息を飲みました。
芸術関係のお仕事をされているOさんですが、人形づくりはまったくの趣味で始められたとのこと。
これらの作品は、一度は仲間たちと展示会を開いてお披露目したそうですが、それ以外はずっと倉庫にしまってあるそうです。
今日は3年に1度しかない鑑賞の機会でした。
というのは、倉庫に入れっぱなしだと素材が悪くなってしまうので、3年に1度の正月だけ表に出して天日干しするからなのです。
作品は、オペラや舞台劇、バレエなどから着想を得て作ることが多く、「ホフマン物語」「トゥーランドット」「千一夜物語」などのプレートがつけられていました。
作成中は、実際にオペラなどを聴きながらイマジネーションを高めていらっしゃるそうです。
これは「白雪姫」に出てくる7人の小人。かわいい!
素晴らしい作品なので、ぜひたくさんの人に見てもらいたいのですが、ここにある人形すべては、明日は倉庫にしまわれてしまう運命に。
お願いして、何とか写真だけは撮らせていただきました。
次にお目にかかれるのは、3年後の正月でしょうか。Oさんには元気で人形を作り続けていただきたいものです。