2013年12月14日(土) | プライベート
千住真理子クリスマス・コンサート
楽しみにしていた千住真理子さんのコンサートに足を運びました。
今日の公演は、すっかり定着した感のあるスーク室内オーケストラとの競演。まずはセットリストを紹介します。「クリスマス・コンサート」と銘打っての選曲で、*印は千住さんのヴァイオリン演奏曲です。
- リヒター:アダージョとフーガ
- バッハ/C.グノー:アヴェ・マリア*
- バッハ:主よ、人の望みの喜びよ*
- ヘンデル:ラルゴ*
- シューベルト:アヴェ・マリア*
- クライスラー:愛の喜び*
- クライスラー:愛の悲しみ*
- バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調BWV.1042*
【アンコール】
- バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV.1043 第2楽章*
【休憩】
- チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48
【アンコール】
- ドヴォルザーク:ユーモレスク
千住さんは2曲目から登場。今日は、最初からストラドの名器「デュランティ」がよく鳴っているように感じました。
スーク室内オーケストラの素晴らしい弦楽にあわせ、気持ち良さそうに弾く千住さん。いつものピアノ伴奏とはまったく違う雰囲気の演奏を楽しむことができました。
スークのコンサート・マスター、マルティン・コスさんという絶好の相方を迎えて、アンコール曲に選んだのはバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」。しかも、なぜか第2楽章。
この曲が収録されたアルバム「愛のコンチェルト」は、私の大のお気に入りです。座った席が前から4列目ということもあり、目の前でのヴァイオリンの競演には大興奮でした。
そして、スークによるチャイコフスキーの後には、コスさんのソロで「ユーモレスク」をアンコール演奏。
千住さんは、どちらかというと演奏の時、真剣な顔つき(哲学的というか、難しい顔)でヴァイオリンを弾きますが、コスさんは実に楽しそうに軽やかに体を動かして弾くのです。
その対比がまた興味をそそりました。
終演後は、例によって千住さんのサインをいただきました。新譜の「センチメンタル・ワルツ」です。
今回はラッキーなことに、公演パンフレットにマルティン・コスさんのサインもいただくことができました。
会場で、以前、千住さんのファンクラブ「千住会」でご一緒したメンバーの方々とお会いでき、演奏会後にお茶しました。
みなさん、音楽に関する造詣も深く、私などよりはるかに頻繁に演奏会にでかけていらっしゃるとのこと。
演奏の感想を聞いているだけでも、とても勉強になりました。