活動日誌

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北区が契約・入札制度の改善を提案

本日午前に開かれた企画総務委員会で、北区契約・入札制度検討報告書について報告がありました。

北区では今年の4月、学校新築工事の入札をめぐって職員が収賄の疑いをかけられ逮捕されるという事件が発生(収賄の疑いで北区職員を逮捕)。事件そのものは、最終的に不起訴となったものの、契約・入札制度の改善の必要性が浮き彫りになりました。

今回の報告書は、庁内につくられた「北区汚職等防止対策検討委員会」がまとめたものです。

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報告書は、これまでの契約・入札に際しての課題を、

  1. 職員が疑いを持たれるリスクを極力減らすためのしくみをつくること
  2. 透明で適正な競争ができるしくみをつくること
  3. 外部の視点を入れた監視体制をつくること

と整理した上で、具体的には、

  • 入札案件関係者を限定
  • 入札参加業者に対する質問・回答担当の一本化
  • 契約・入札事務に関する研修の充実
  • 予定価格の事前公表(当面2013年10月から2000万円以上の案件から施行)
  • 最低制限価格の範囲を予定価格の7~9割に見直す
  • 入札・契約に関する外部による監視制度の検討・創設

などの対策を打ち出しました。

この報告書をふまえて、早いものではこの10月から改善が始まります。

区は、汚職等防止対策検討委員会は閉じますが、既設の「北区入札等審査委員会」「北区公共工事等制度検討連絡協議会」「北区物品関連契約等制度検討連絡協議会」において、引き続き制度の改善にとりくむとしています。

委員会ではこのほか、2013年度都区財政調整における北区の算定額(当初算定額)の報告がありました。