2013年7月3日(水) | 議会活動

北区議会第2回定例会終わる

都議選をはさんで開かれた北区議会第2回定例会は、1日に閉会しました。

最終本会議には区民保養所「はこね荘」を売却する追加議案が上程され、私が所属する企画総務委員会での審査がおこなわれました。

私は「『残してほしい』という区民の声にこたえないまま売却を急ぐ背景には、20年間で15％の施設を削減するという公共施設再配置方針案がある。方針先取りの区民サービス削減は認められない」と批判し、議案に反対の立場を表明しました。

しかし、自民、公明、民主あすか区民ク（社民含む）、維新・みんなの賛成で可決（反対は共産、新社）、売却先は入札の結果、リゾートトラスト株式会社に決定しました。落札価格は8億100万円でした。

さて、定例会は終わりましたが、本日は地域開発特別委員会が開かれました。私も委員として出席しました。

今回は、志茂1～5丁目地区を東京都が推進する「木密地域不燃化10年プロジェクト」の不燃化特区に指定するために、6月下旬、都に対し整備プログラム素案の提出がおこなわれたことが報告されました。

コア事業として都が推進する特定整備路線補助86号線沿線での都市防災不燃化促進事業や、主要生活道路のうち優先整備路線の幅員6mの拡幅整備などがあげられているほか、志茂1、2丁目への新たな防火規制の導入や公園、広場の整備が盛り込まれています。

特区申請は9月上旬、整備プログラムの認定は来年3月の予定ですが、補助86号線整備の是非などについては住民の声にしっかり耳を傾ける姿勢が大切です。

地域開発委員会ではまた、志茂4丁目の日本化薬社宅跡地に児童遊園を整備することが報告されました。

今年度はワークショップを開催、2014年度に実施設計、15年度に整備工事で、開園は16年度の予定です。