活動日誌

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北法律・九条の会が憲法学習会

東京北法律事務所・九条の会が北法ビルで第42回企画「急速に高まる自民党による憲法『改正』の動き」を開催。私も、そねはじめ前都議とともに勉強してきました。

主催者を代表して、鳥生忠佑弁護士が開会のあいさつをおこなった後、九条の会事務局の高田健さんが「急速に高まる自民党による改憲の動き―私たちの対抗戦略の検討」と題して講演しました。

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高田氏は、現在政府がおこなっている防衛大綱の改定作業で、自衛隊が敵基地を攻撃することを「合憲」とする、自衛隊に海兵隊をつくる、などの議論が出ていると指摘。憲法を変えないまま、事実上「戦争できる国」にしようというねらいを批判しました。

続いて高田氏は、安倍内閣が打ち出した憲法96条改定について言及、「9条を変えるために、手続き要件を緩和しようなどというのは邪道です。そもそも国家権力を縛るのが憲法であり、そのために変えにくくなっているのです。これは世界のどの国でも同じ」と指摘しました。

さらに高田氏は、「改憲勢力の力が強いように見えても、追いつめられているのは政府の側」とのべ、侵略戦争と植民地支配の反省を投げ捨てる安倍政権は、アジアや世界から厳しい批判にあっていると紹介しました。

そねはじめ前都議は「9条も96条も改憲には断固反対の立場でがんばりぬく決意です」と表明しました。

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改憲策動を許さず、憲法を守り生かす政治の実現に、今後とも全力をあげます。