2013年1月29日(火) | 活動日誌
児童館は遊びの宝庫
北とぴあ・つつじホールで開かれた「平成24年度 児童館ネットワーク事業活動報告会」に来賓として参加しました。
今年10周年を迎える報告会とのことですが、私としては初参加。おまけにこうした活動が継続的におこなわれてきたことを初めて知りました。
児童館ネットワーク事業活動というのは、区内25館の児童館を7つの地域(班)に分け、それぞれ地域ごとに児童館職員、利用保護者、民生児童委員、子育てアドバイザーなどが協力して子どもたちの遊びの場を提供するとりくみです。
会場の大きなスクリーンを使って、1班ごとに今年のとりくみを紹介するプレゼンテーションがおこなわれました。
トップバッターでの発表は、滝野川地区の7班(滝野川西・滝野川東・滝野川北)。
「顔が見える子育て子育ちネットワーク『たきのが輪』」と題して、乳幼児向けの「ぴょんぴょんフェスタ」や地域マップ作りのとりくみが報告されました。
また、中高生向けには卓球大会や文化交流サッカー大会の様子がスライドで紹介されました。
1班あたり7分程度の持ち時間なので、スライド、資料、報告はよく準備され、テンポよく発表が続きます。
最後の7番目は、わが赤羽東地区の2班(赤羽・岩淵・神谷南・志茂)の発表です。
地域の人や子どもたちに声をかけ見守る「赤羽東地区声かけ隊」パトロールの活動や、「赤ちゃんと遊ぼう」、ふれあいまつり「あそびにおいDay スカイキッズ」、キンボールなどのとりくみが紹介されました。
7つの班の発表が終わった後は、市民社会コンサルタントの村上徹也氏による講評。1班1班の報告について、ていねいにコメントし、プラス志向でアドバイスを送っていました。
あっという間の2時間でしたが、地域の人々が協力して子どもの成長を育む活動が、区内でこれだけの規模でおこなわれていることに驚き、感心しました。
まさに児童館は遊びの宝庫、子どもたちの育成にとって欠かせない場所だということを再認識しました。
いま北区は、児童館の利用対象から小学生を除外する「今後の児童館のあり方に関する基本方針」を年度内にも決定しようとしていますが、今日報告されたネットワーク事業にも大きな影響を及ぼすことは必至です。
拙速な方針決定は見直すよう、引き続き区に求めてゆきたいと思います。