活動日誌

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平和のための北区の戦争展

第18回を迎えた「平和のための北区の戦争展」が、昨日と今日の日程で北とぴあ地下展示ホールにて開かれました。

日程の関係で、私は今日の午後、ようやく会場に足を運ぶことができました。

昨年と同様、原発問題の展示にも力を入れ、「核兵器も原発もない平和な日本を」との主張を打ち出していたのが印象的でした。

この日ばかりは、区内の民主団体、平和団体のみなさんが一同に会し、力を合わせて展示会の成功に奮闘します。北区の歴史ある伝統だと思います。

展示に見入る人たちの目も真剣そのものです。

今日の目当ては、弁護士で日本平和委員会の顧問でもある内藤功さんの講演。内藤さんといえば、かつて東京で日本共産党の参議院議員もつとめられていた方です。

「戦争をなくすには いま何が狙われているか」をテーマにしたディスカッションということで、内藤さんから30分のミニ講演をしていただき、参加者とともに問題を深めようという企画です。

砂川事件や恵庭事件、百里基地問題など自衛隊関連の訴訟に正面からとりくんできた内藤さんだけに、実証的研究に基づいて自衛隊の本質を明らかにするお話には実に説得力があり、大変勉強になりました。

とりわけ、今、自衛隊内部でいじめや自殺、暴行、セクハラなどの問題が表面化しつつあり、訴訟にも発展しているという指摘には驚かされました。

私も、7月におこなわれた陸上自衛隊による23区展開訓練の問題について質問させていただき、内藤さんから大きな視野からのお答えをいただきました。

今日学んだことを力に、平和のとりくみをさらに大きく広げてゆきたいと思います。