活動日誌

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さよなら原発in北とぴあ

北とぴあの飛鳥ホールで「さよなら原発in北とぴあ」集会が開かれ、参加しました。

北区では、震災からちょうど1年目にあたる今年の3月11日に「さよなら原発in飛鳥山」を850人の参加で成功させましたが、今回は北区在住の講談師・神田香織さんを迎えて、「原発ゼロ」をめざす企画の第2弾ということになりました。

第1部では、東京紫金草合唱団が平和の歌を披露。わが日本共産党北区議員団の宇都宮章区議も、白いタキシードに身を包み、一番右端でコーラスに加わりました。

「この街で」「ふるさとの山影」「うたごえよ明日のために」など5曲を歌い上げ、最後の2曲「長崎の鐘」と「ふるさと」は、参加者全員での合唱となりました。

続いて、NPO法人「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」の横田さんから大飯原発再稼働に反対する活動の報告をうけ、10分間の休憩となりました。

そして第2部では、いよいよ神田香織さんが登場。

全国から17万人が参加した7・16「さようなら原発10万人集会」のメインステージで司会をつとめた神田さん。つかみは当日の舞台の裏話で、参加者を和ませます。

講談の道に入るきっかけなどを紹介した後は、生まれ故郷でもある福島への想いがとめどもなく溢れてきました。

「毎時0.6μシーベルトもあるところで子どもたちを勉強させている。チェルノブイリでは、先生が親を説得して疎開させたというのに。なぜ同じことが日本でできないのか」――胸をしめつけられるような訴えです。

圧巻だったのは、講談の「チェルノブイリの祈り」「はだしのゲン」のさわりを披露した場面。原発であれ原爆であれ、核と人間は絶対に共存できないのだという真理を、見事な語り口で描きだしました。

予定時間をオーバーしての熱のこもった講演に、「絶対にあきらめない。何としても原発をなくそう。そのために力の限り行動しよう」との思いを新たにしました。

ちなみに、神田さんの後ろにかかっている看板は、私がデザインさせていただきました。

終了後も、みずから自著を売り、サインに応じる神田さん。今後とも、ぜひ全国の「原発ゼロ」めざす運動を励ましていただきたいと思います。

私も9月11日の区議会代表質問で、花川区長に「原発ゼロ」に向けた北区の決意を問うつもりです。