2012年4月29日(日) | 活動日誌
2年ぶりの赤羽馬鹿祭り
昨年は東日本大震災で中止となった赤羽名物の馬鹿祭りが盛大に開催されました。今回で第57回を数えます。
真夏とも思えるほどの晴天に恵まれた本祭。オープンセレモニーがおこなわれる赤羽小学校校庭には、続々と人が集まってきました。
開会宣言や来賓紹介、レスリングの北京五輪金メダリスト・伊調馨さんのあいさつなどセレモニーの後、いよいよ音楽パレードが出発。彩鮮やかな衣装に身を包んだメンバーたちがバトンやフラッグを器用に操りながら、ブラスバンドに合わせて赤羽の街に繰り出します。
会場でこんな人たちを発見。普通なら異様な出で立ちですが、まったく気にならないほど風景に溶け込んでいるのが馬鹿祭りならではの一コマでしょう。
音楽パレードが街を席巻する間は、赤羽東口駅前周辺は大交通渋滞になります。車は全面通行禁止になりますが、歩行者も大通りを横切ることができません。
駅前通りもこんな状態ですから、裏道・抜け道を通るのが利口というものですね。
東口駅前の噴水広場は、模擬店やコンサートの会場。このほか、赤羽公園や赤羽会館、ララガーデンのポケットパークなども全面的に祭り会場となっており、まさに赤羽あげての一大イベントです。
楽しくにぎやかな馬鹿祭りですが、看板やチラシの隅にさりげなく書かれた「赤羽の街は2020年オリンピック招致を応援しています」の表示が目に留まり、残念な気持ちに。オリンピックに投じる金があるなら、東北の復興支援や原発事故対策に充てるべきではないでしょうか。
祭りに乗じて五輪招致の世論を盛り上げようというのは、いかがなものかと思います。