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北区社会福祉協議会設立60周年記念式典

台風27号の影響による雨が上がり始めた本日午後、北とぴあ・さくらホールで社会福祉法人・北区社会福祉協議会設立60周年記念式典がおこなわれました。

北社協は、毎年8000人が参加する「おちゃのこ祭祭」を開催し、友愛ホームヘルプサービスで介護事業をサポートするなど、まさに北区の社会福祉活動を支える大黒柱となっている団体です。

北ケーブルテレビ「NEWS KITA」のキャスターでもある、さのやすこさんの司会で始まった式典。竹腰会長のあいさつ、来賓祝辞、感謝状授与とプログラムが進みます。

北社協60周年記念式典

北社協の活動を紹介したビデオを上映し、第1部が終了。

20分間の休憩の後、第2部はテノール歌手、大澤一彰さんのミニコンサートでした。

大澤さんは、東京芸大を卒業後、ローマで研鑽を積み、第44回日伊声楽コンコルソ第1位となって「耳を奪う美声」と絶賛されました。今年6月には、初のCD「シチリアーナ」をリリース、来年2月には東京文化会館でリサイタルも予定している注目の歌手です。

身長180cmを優に超えると思われる巨体を揺らしながら登場した大澤さん。外見からは想像もできない澄んだ高音を会場いっぱいに響かせて「オー・ソレ・ミオ」「アマポーラ」を熱唱しました。

しかし、本領を発揮したのは3曲目の「カタリ カタリ」から。天井まで突き抜けるかのようなテノールに、さらにギアが入りました。

歌劇「トゥーランドット」より王子カラフのアリア「誰も寝てはならぬ」は、身振りもオペラよろしく、ミニコンサートで最高のパフォーマンスとなりました。

時間の関係で、第3部の記念講演は聞けずに会場を後にしましたが、本格的なクラシック音楽を無料で楽しむこともでき、ちょっと得した気分でした。