活動日誌

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義父・義母の金婚式祝い

義理の両親、つまり私の妻の父と母が今年、結婚50周年を迎えました。家族でお祝いをしようということになり、29日と30日の2日間、静岡の掛川市へ行ってきました。

4人の子ども(3女1男)とその連れ合い、2人の孫の総勢11人でのツアー。私は赤羽馬鹿祭りの開会式に参加した後、1人追いかけて新幹線で掛川まで行き、合流しました。

なぜ掛川かというと、義母の甥っ子が掛川のホテルで日本料理店の料理長をしているため。1日目の夜は、このホテルのお店で日本料理のフルコースと、秘蔵のお酒を振る舞っていただきました。

そして金婚式のお祝いにと、料理長から刺身の盛り合わせがプレゼント!

仰天の海鮮山盛りに、一同目を丸くしつつ、あっという間に食べ切ってしまいました。

和やかに結婚50年をお祝いして、その日はホテルに一泊しました。

2日目は、午前9時に貸切バスでホテルを出発し、いちご狩りにでかけました。約40分バスに揺られ、海岸線近くのいちご農園に到着。ビニールハウスの向こうには、大きな風車が回っていました。

地図で確認すると、この辺りは浜岡原発のすぐ近く。目の前にある国道150号線を御前崎方面に10キロも走れば発電所に突き当たるようです。浜岡原発には原子力館という施設があり、福島第一原発事故の前は観光客がそれなりに来ていたが、事故後はまったく来訪者がいなくなったとは、バスの運転手さんの談。

そんな話をしながら、さっそくいちご狩りを楽しむことに。ビニールハウスの中には、たわわに実ったいちごがズラリ。40分間で2種類のいちごを食べ放題ということでしたが、とても胃袋が持ちません。半分くらいの時間でみなギブアップしてしまいました。

農園を後にし、次に向かったのが掛川城公園。日本で初めて木造天守閣を復元した掛川城と大名の暮らしを偲ばせる掛川城御殿などが見どころの観光地です。

将棋の対局もおこなわれるという二の丸茶室の美しい庭園を歩く母と娘(私の妻)。向こうに見えるのが掛川城の天守閣です。

駿府の守護大名今川氏が築き、豊臣秀吉が全国を平定した後には山内一豊が入城したという掛川城ですが、1854年、安政の東海大地震により天守閣など大半が倒壊してしまいました。

その後、再建されることなく廃城となっていましたが、1994年、140年ぶりに天守閣が木造により復元されたとのことです。もちろん、天守閣へは内階段から昇ることができ、掛川の城下町を一望することができました。

結婚50年という素晴らしい記念日をみんなで祝おうと半年前から準備してきた小旅行。それぞれが忙しい仕事を持つ身ですが、休みを合わせて日程を確保しました。

義父、義母にとっても、きっと良い思い出になったことと思います。