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新型コロナウイルス対策で1億7000万円の補正予算可決

本日開かれた区議会本会議で、新型コロナウイルスの感染対策に約1億7000万円を計上する補正予算が提出され、全会一致で可決されました。その内容を紹介します。

新型コロナウイルス対策費

まず、不足しているマスクや消毒剤などの購入と、指定医療機関での入院に要する公費負担経費をまかなう新型コロナウイルス対策費に3000万円を計上。マスクは、パンデミック(世界流行)に陥るという最悪の状況に備え、北区として業務が継続できるよう職員用に30万枚の備蓄を確保するものです。

中小企業金融対策費(増額)

感染拡大により事業活動に影響が出たり、その恐れがある中小企業などに利子補給・信用保証料の補助をおこなう「(仮称)新型コロナウイルス感染症対策緊急資金」の創設には4313万円を計上。従来直近3ヵ月としていた売り上げ下落の期間を1ヵ月とし、利子は本則1.9%のところ、1年目の本人負担をゼロ、2年目以降は0.4%以内とするなど、現行の不況対策資金より要件を緩和した23区ではトップレベルの融資制度となります。

予備費(増額)

さらに、今後の不測の事態にも備えるために、予備費を1億円増額します。現在、北区では臨時休業となっている小・中学校で、やむを得ない事情がある子どもを預かることとしていますが、そのための補助員の人件費もここから計上します。

私は本会議に先立って開かれた議案審査のための企画総務委員会で、全国一律休校という国の号令で発生した経費は、しっかり国に求めるよう要請。財政課長は、「求めるべきものはしっかりと求めていく」と答えました。