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新たな10年、どう展望? 花川区長が新年賀詞交歓会であいさつ

2020年仕事始めの6日、北とぴあで北区賀詞交歓会が開かれ、花川区長が今後10年間を展望した基本計画の改定案をふまえあいさつしました。

北区の財政状況について花川区長は、特別区民税が7年連続で増加し、「基金への着実な積み立てなどにより、計画事業等の実現に向けた財政対応力を高めてまいりました」と言及。その言葉通り、北区の主要5基金は584億円、財調基金は180億円と、ともに過去最高規模に達しています。

「長生きするなら」といいながら

区長は、地域のきずなづくりと子育てファミリー層・若年層の定住化を引き続き最重要課題に、防災・長生き・子育てを3つの優先課題としていくとのべましたが、発表された新たな「経営改革プラン2020」(案)には、77歳を迎えた高齢者への敬老祝品(2500円分の区内共通商品券)の見直しや、ふれあい館の統廃合の検討など、高齢者サービスを切り下げる方針も盛り込まれました。

AII技術の導入には慎重さが必要

さらに区長は、「AI等先端技術を活用し、施策や業務の利便性・効率性を高めて」いくと強調。AI技術は、労働時間の短縮が期待できる一方、多くの仕事がAIに置きかえられ失業が増えるのではという懸念の声もあります。福祉分野への導入はサービスの抑制を招く恐れもあり、検討には慎重さが求められます。