2019年12月13日(金) | 活動日誌
日本と韓国、解決すべき問題は?
本日、岸町ふれあい館で、北区革新懇主催の学習会が開かれ、「日韓問題とは何か」と題して柴田武男・聖学院大学講師が講演しました。
柴田氏は、日韓関係が悪化する契機となった徴用工問題に関し、「1965年の日韓請求権協定で問題は解決済み」とする日本政府の主張について、「本当にそうでしょうか」と問題提起。
4条からなる協定条文のうち2条では「請求権問題が完全かつ最終的に解決された」とされているものの、肝心の「問題」の中身は書かれておらず、両国が都合の良い解釈ができるようになっていること、さらに3条では「解釈及び実施に関する紛争」を想定するなど、「完全かつ最終的」解決にはなっていないことを具体的に明らかにしました。
間違った情報を垂れ流しにする安倍政権に、「日韓問題は日本問題」と喝破する柴田氏に、深く共感しました。