2013年12月5日(木) | 活動日誌
志茂1・2丁目に「新たな防火規制」
志茂1、2丁目における「新たな防火規制」についての説明会が、元気ぷらざで開かれ参加しました。
北区は現在、木造密集地域で火災危険度が高い志茂地域を、東京都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」の不燃化特区に申請しています。
これにあわせて、すでに新たな防火規制がかけられている3~5丁目に続いて、1、2丁目にも防火規制をかけようというわけです。
新たな防火規制については、概要が書かれたリーフレットが配られ、区の担当者からスライドを使って約15分間の説明がありました。
その後は、質疑応答の時間となりましたが、次々に出てくる質問は、特定整備路線補助86号線に関するもの。
志茂1丁目を横断する20mの道路拡幅計画については、立ち退きを迫られる周辺住民のみなさんをはじめ、志茂に住む方々の大きな関心事になっています。
主催者側から「今日は道路の話ではありませんので…」と何度も仕切られましたが、最後まで道路問題への質疑が続きました。
区施行の面的な整備である不燃化特区と、都がおこなう特定整備路線の計画がセットで推進される仕掛けが「10年プロジェクト」。わかりにくさは否めませんが、「防災」を口実にした住民無視の道路計画については東京都に再考を求めたいと思います。