2013年9月6日(金) | 活動日誌
福祉のしごと総合フェア
北とぴあ・飛鳥ホールで開かれた「福祉のしごと総合フェア」をのぞいてきました。
北区と社会福祉協議会、東京都福祉人材センターの主催、ハローワークの後援で毎年おこなわれている就職面接会で、北区内の福祉施設・事業所が多数参加します。
今年は、保育園や特養ホーム、医療生協、福祉作業所など32の事業所が求人面接ブースを構えていました。
受付で案内をしていた担当者の方にうかがうと、午前11時の開場から、予想を上回る人が真剣な眼差しで訪れてきているとのことでした。
なるほど会場には、求職票を手にブースからブースへ移動したり、担当者の話を食い入るように聞く参加者の姿が目立ちました。
福祉の仕事だからか、中高年の女性求職者が多いように感じました。
面接ブースのほかに、面接のポイントセミナーや事業所PRのコーナーも設けられており、障がい者のみなさんがつくったクッキーなども売られていました。
スライドを使って事業所のPRをおこなっているのは、来年度から北区の王子本町保育園の指定管理者となる、社会福祉法人ゆうゆうの矢巻行祥理事長。
通りいっぺんの保育園や施設の紹介ではなく、なぜ自分が福祉の仕事に携わろうと考えるようになったのかを切々と話され、「愛されているという確信を一人ひとりの子どもが感じられる保育園でいっしょに働きませんか」と訴えていたのが印象的でした。
福祉分野は決して労働条件が良いわけではないと思いますが、今日会場を訪れたたくさんの求職者のみなさんが、北区の福祉職場で働けることを願っています。