2013年8月18日(日) | 活動日誌
北社保病院を拡充させる会が第6回総会
東京北社会保険病院の拡充を求め地域医療を良くする会(通称・北社保病院を拡充させる会)の第6回総会が赤羽北区民センターで開かれ、会員の1人として参加しました。
この会は、2004年に開院となった北社会保険病院が、社会保険庁の解体とともに公的存続が危ぶまれる事態に陥った情勢のもと、病院を存続させ、地域医療を確保するために、地元住民のみなさんが2008年2月にたちあげた組織です。
以後、会は5年6ヵ月にわたって、国や自治体への働きかけ、署名運動、街頭宣伝など、ねばり強い運動を続けて本日の総会を迎えました。
2012年9月に、病院の運営を委託されている地域医療振興協会が「これまでおこなってきた医療水準を落とさず、さらに拡充させる」ことを条件に、病院の譲り受けを表明。現在の所有者であるRFO(整理機構)と東京都、北区からしめされた25診療科目の維持や343床への増床などの譲渡条件・要望も確認して、譲渡が正式に決定されました。
総会では、病院の安定的運営と将来的な拡充が実現、当初の目標を達成したとして、会を解散することが提案され、全会一致でこれを承認しました。
来賓としてあいさつした、そねはじめ都議は、国立王子病院の廃止から後医療を実現するたたかい、自公政権が北社保病院の開院をストップさせたため早期開院を求めるたたかい、同病院を公的病院として存続させるたたかい、今後病院をさらに拡充させてゆくたたかいなど、地域医療を守る運動は27年にもわたって続けられてきたと振り返り、その先頭にたってきた住民のみなさんを激励しました。
総会には他に、日本共産党から、宇都宮章、ながいともこの各区議が参加しました。