活動日誌

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68回目の終戦記念日、今年も光復節式典へ

今日、8月15日は終戦記念日。68回目のこの日、私は昨年同様、大日本大韓民国民団主催の光復節中央記念式典に参加しました。

日本にとっては太平洋戦争が終結した日ですが、韓国にとっては35年にもわたる日本の植民地支配から解放され、独立をかちとった記念日。この日を、再び光を取り戻した日=光復節(クゥアンボクチョル)と祝っています。

民団北支部からご案内を受け、3年前から式典に参加させていただいていますが、今回は、そねはじめ都議、さがらとしこ、宇都宮章両区議、衆院選・参院選を候補者としてたたかった池内さおりさんともども、日本共産党から5人で参加しました。

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赤羽から会場の日比谷公会堂までは、バスで送迎していただき、さっそく会場内に。今年は2階席の最後列が北支部の座席でした。

第1部の記念式典では、朴槿恵(パク・クネ)大統領の慶祝辞が韓国語で読み上げられ、民団の中央団長があいさつしました。

続いて来賓のあいさつがおこなわれ、自民党、民主党、公明党の代表に続き、日本共産党の笠井亮議員が紹介されました。

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笠井議員は、植民地支配を清算してこそ真の日韓友好が築けるとのべ、歴史の逆行を許さない、北東アジアに平和を築く、永住外国人の地方参政権を確立する、という3つの課題に正面からとりくむことを訴えました。

同じ日、日本では3人の閣僚が靖国神社に参拝し、安倍首相が「玉串料」を奉納、さらに首相は戦没者追悼でアジアへの「反省」や「不戦の誓い」を口にしないなど、右傾化の特徴がはっきりとあらわれましたが、式典では他党の代表が儀礼的なあいさつに終始するなか、歴史認識や日本軍「慰安婦」問題、さらに民主主義を侵すヘイトスピーチなど、日韓両国の間で解決を図らなければならない問題の核心をズバリと突いた笠井議員の発言は、まさに際立っていました。

北区から参加した、そねはじめ都議も壇上で紹介をうけました。

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第2部は、厳粛な式典とは打って変わってのお楽しみ企画。韓国の大道芸「カクソリ」やソロシンガーとして活躍しているウイルさんのステージが披露されました。

そして、特別公演は、日本でもスターとして知られる錦野旦さん。かつてレコード大賞最優秀新人賞を受賞した錦野さんも、今年で65歳になるとのこと。綾小路きみまろばりの自虐ネタ満載トークで笑わせながら、華麗なステップあり、トランペットの演奏ありの、見事なステージを見せてくれました。

70年代アイドル時代を懐かしく思う私としては、やはり「空に太陽があるかぎり」を生で聴けたことがうれしい。

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今回の中央式典では、在日韓国青年会からヘイトスピーチに抗議し、これをなくすための「人権救済機関の設置、外国人人権基本法の制定を求める」署名活動がよびかけられました。

ヘイトスピーチは民主主義を脅かす暴力であり、断じて許すわけにはゆきません。真の日韓友好を望む立場で、署名に協力させていただきました。