2013年4月19日(金) | 議会活動
建設中の首都高速王子南出入口を視察
私が委員長を務める交通環境対策特別委員会が開かれました。今日は、高速中央環状線に建設中の王子南出入口を視察しました。
この工事は、湾曲した石神井川をまっすぐにし、新しくつけ替えた溝田橋の脇に高速の出入り口をつくるという大掛かりなもの。本来、石神井川の管理には東京都が責任を負っていますが、都が委託した河川工事もあわせて首都高速道路株式会社(首都高)が一連の工事を一括しておこなっています。
視察では、仮設の溝田橋上からバイパス水路に切り替え中の石神井川を見下ろしながら、首都高職員の説明を受けました。
今後、2年間で4つのステップを踏み、2015年度末までの完成をめざして工事が進められているとのことでした。
現場は、過去2度も大雨による水害が発生した場所。説明では時間50ミリの雨で水害が起きないよう対策をとっているとのことでしたが、私が「50ミリを超えた場合はどうなるのか」と尋ねると、首都高の職員は「その場合は天災になります」などと答えました。
都市部を襲う集中豪雨は、今や時間100ミリに達することも。首都高の姿勢はいただけません。