2013年4月7日(日) | 活動日誌
土建北支部が第65回の定期大会
今日は午前中から、東京土建北支部の第65回定期大会が北とぴあで開かれ、来賓として参加しました。
日本共産党も紹介をうけ、代表して、そねはじめ前都議が8人の区議を紹介しながら激励のあいさつをおこないました。
ちまたでは「アベノミクス」効果で景気回復の兆しが見られるなどといわれていますが、円安・株高で利益が上がるのは、大手輸出企業などごく一部の大企業だけ。
ある世論調査では、7割以上が「景気回復の実感がない」と答えています。
そんな中、政府の規制改革会議では労働・雇用分野でいっそうの規制緩和をすすめようという議論がすすめられています。
企業の都合で首切り勝手が横行し、非正規雇用や失業がさらに広がることになれば、貧困と格差がますます拡大することは疑いありません。
いま、自治体の現場でも正規職員から非正規へのきりかえが進み、業務委託や指定管理者制度で民間に委ねた先で官製ワーキングプアが生まれています。
土建組合のみなさんが求めている「公契約条例」を早期に実現し、下請け、孫請け業者の安定した賃金を守ってゆかなくてはなりません。
今日の定期大会で、あいさつに立った渡辺勝二執行委員長は、この1年間で446人の組合員が増え、住宅リフォーム助成制度の継続、北区との防災協定が締結されたことなど、成果を強調しました。
土建のみなさんとは今後、消費税増税反対、原発ゼロ、憲法9条を守ることなど、政治課題でも大いに共同の立場で運動をすすめてゆきたいと思います。
そして、夏の都議選・参院選では、土建のみなさんの願いを実現するために、私たちも全力をつくしてがんばる決意です。