2013年2月12日(火) | 活動日誌
国保料、子どもの放課後問題で花川区長に申し入れ
今日は、日本共産党北区議員団として北区に対し、重要な2つの申し入れをおこないました。
新年度、国保料値上げやめよ
第1は、2013年度国民健康保険料に関する申し入れです。
今年度は、国保料、後期高齢医療保険料、介護保険料がトリプル値上げとなり、区民から悲鳴があがりました。
とりわけ算定方式を「旧ただし書き方式」へと変更した国保料は、「払いたくても払えない」ほどの水準に、さらなる負担をかぶせるものとなりました。
要請では、
- 2013(平成25)年度の国民健康保険料の値上げをおこなわないこと。
- 「旧ただし書き方式」移行にともなって実施されてきた、保険料減額のための経過措置については打ち切ることなく継続し、さらに拡充すること。
の2点を求めました。
これに対し、花川区長は「23区でも値上げを抑えるための手立てをさまざま検討している。15日の区長会で示されれば、すぐにお伝えすることになる」などとのべました。
放課後の遊び場は、子ども自身の選択で
第2は、子どもの放課後事業と児童館のあり方に関する申し入れです。
このブログでも繰り返しご紹介していますが、この4月から放課後子どもプランが本格実施となり、学童クラブや児童館のあり方も大きく変更されます。
申し入れでは、次の3点を花川区長に求めました。
- 放課後子どもプランは、東十条小学校のモデル事業をよりどころに、地域の力を結集した直営での運営を原則とすること。また、次年度以降の実施校選定にあたっては、放課後子ども教室を実施している学校を最優先とし、地域で支える体制が整っていない学校についてはプラン導入を見送ること。
- 学童クラブは、放課後子どもプランが実施されても、全児童対策とは異なる、留守親家庭の生活の場という独自の役割が失われないよう現行基準での運営を保障するとともに、さらなる拡充をはかること。また、育成料の値上げはおこなわないこと。
- 「今後の児童館のあり方に関する基本方針」の年度内決定を延期し、子どもの育成や児童館にかかわる関係者から幅広く意見を募り、議論する時間を保障すること。当面、小学生を児童館の利用対象から除外する計画を撤回し、放課後の遊び場については、子ども自身が選択できるようにすること。
この要請に対し、子ども家庭部長は「みなさんのご要望は、これまでにもさまざまな形でお聞きしている。よく検討をしながら、施策を前に進めてゆきたい」などと答えました。
ところで、今日は、北区の2013年度予算案が内示されました。
予算案の内容については今後、順次ご紹介してゆくことにしますが、暮らしや子どもに関する重要な問題については、引き続き北区にも積極的に申し入れをおこなってゆきたいと思います。