2013年1月26日(土) | 活動日誌
防災をテーマに区議との懇談会
北区男女共同参画推進ネットワークが毎年おこなっている区議との懇談会が、北とぴあで開かれました。
北区議会のすべての会派から区議会議員が出席しましたが、日本共産党北区議員団からは、さがらとしこ、山崎たい子、宇都宮章、ながいともこの各議員と私の5人が参加しました。
今年のテーマは、昨年に引き続き防災です。
4つの班に分かれてフリートーキングをおこないますが、私は昨年と同じ「すみれ」の班に入りました。
最初に、北区危機管理室の野尻浩行防災課長が、この3月に改定される「北区地域防災計画」のポイントについて説明。
地域防災計画担当に23区で唯一の女性副参事を抜擢するなど、女性の視点も生かした改定作業に臨んでいることを強調しました。
続いて懇談を開始。「地域防災計画の改定にむけて~女性・弱者の視点を生かして~」のテーマにもとづいて、ネットワークの会員さんや、区の担当職員のみなさんらとともに活発な意見の交換をおこないました。
ある会員さんから「木造住宅の耐震改修工事助成は今年度、50万円から100万円に引き上げられたが手続きが煩雑」との意見があり、私は「せっかく助成を受けようとした方が、あまりにも手続きが複雑で時間がかかるため、改修そのものをあきらめてしまった。これでは金額を引き上げても利用してもらえない。手続きはできる限り簡略化することが必要。区に求めてゆきたい」と答えました。
また、立派な地域防災計画をつくったからといって防災対策が進むものではなく、その中身をどう区民に徹底するかが大事だということを紹介し、子どもの頃から実践的な防災教育、防災訓練をおこなうことの重要性を強調させていただきました。
最後に、各テーブルごとに討論のまとめを発表。
ある班の代表が「まず、女性は弱者ではないということから確認しました」と報告するなど、実にさまざまな視点から地域防災計画改定案が深められました。
今日の懇談会の成果は、区議会の議論にも十分に生かしてゆきたいと思いました。