活動日誌

activity

ジョン・デンバー没後15年メモリアルライブ

10月12日はアメリカのシンガーソングライター、ジョン・デンバーが飛行機事故で亡くなった日です。

あれからもう15年。今日は、銀座TACTで没後15年のトリビュート・ライブがおこなわれました。

演奏するのはお馴染み(?)「田中タケルとパイナップラーズ」改め「かんとりー道路」。ジョン・デンバーのコピーしかやらないという、日本でもきわめて稀有なバンドです。

時間ぎりぎりに会場に到着すると、客席には懐かしい顔がチラホラ。

ジョン・デンバーの事故死をきっかけに普及しはじめていたインターネットでつながり、その後、各地で「オフ会」を開いて知り合った仲間たちです。

鳥取や新潟、そして福島からも今日のライブにかけつけてくれ、再会を喜び合いました。

インストゥルメンタルの”Follow Me”に続き、ジョン・デンバーになりきったボーカルの田中タケルさんが登場。”Blow Up Your TV”でライブの幕開けです。

もはやメンバーの1人かと思われるくらいバンドと一体化したゲストの須賀勝敏さんも、”Today”や”The Cowboy And The Lady”といったジョン・デンバーの曲を披露。

第2部ではもう1人の若手ゲスト、光塚大貴さんも超早口の難曲、”Thank God, I’m A Country Boy”を見事に熱唱しました。

アンコールの”Take Me Home, Country Roads”まで全25曲、最後まで興奮しっぱなしで楽しませていただきました。

ライブ終了後は、誘われるまま、例によって打ち上げにまで参加することに。

ゲストの須賀さんと相方の桜井さんは、今年2月におこなった日本共産党志茂・赤羽後援会の「新春のつどい」にもゲストで来ていただいたお2人。

打ち上げでも「神田川」やイーグルスの”Take It Easy”で宴席を盛り上げます。

続いて、新潟でジョン・デンバーの曲を演奏しているアマチュア・バンド、Windsongの登場。

ご夫婦息のあったギターで、インストゥルメンタルの名曲、”Late Winter, Early Spring”を演奏し、喝采を浴びました。

そして、「かんとりー道路」のギタリスト2人と桜井さんのバンジョーも加わり、”Sweet Surrender”の大合唱に。

貸切とはいえ、楽器を持ち込んで大編成の演奏に、お店の店員さんも迷惑そうな顔。そんなこともまったく気にせず、打ち上げライブは続きます。

残念ながら、私はここでタイムアップ。名残を惜しみながら、お先に失礼させていただきました。

ジョン・デンバーも生きていれば68歳。日本の片隅で、いまなお名曲が歌い継がれていることを、天国で喜んでくれたのでしょうか。