活動日誌

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いよいよ明日から区議会第3回定例会

明日11日から、北区議会第3回定例会が始まります。会期は、10月5日までの25日間です。

今定例会に提出されている議案について紹介します。

北区セレモニーホールに柩保管室

北区が運営する浮間のセレモニーホールに、新たに柩保管室(遺体4体を安置可)を設置する区民斎場条例の一部改正がおこなわれます。使用料は、1日あたり7500円となります。

中学校新築に関わる契約案件

契約案件では、滝野川紅葉中の新築にともなう厨房機器の購入、赤羽岩淵中の新築にともなう電気・給排水衛生・空調設備工事の請負契約計4件の議案が提出されています。

指定管理者の指定議決

区の施設の運営を民間法人に任せる指定管理者の指定で5案件が提出されています。

このうち、現在、旧東京外国語大学跡地に新築工事がおこなわれている西ヶ原南保育園は、初めての指定管理者導入となります。来年4月からの開園で、西ヶ原東保育園の指定管理もおこなっている社会福祉法人東萌会が選定候補者となっています。

袋児童館は、2期目の指定議決となりますが、引き続き、株式会社日本保育サービスが選定候補者となっています。

初年度から職員の大量退職が続くなど問題を繰り返してきた浮間東保育園では、現在1期目(5年間)最終年度を受託している社会福祉法人宮原ハーモニーが2期目の継続を辞退したことにより、新しい法人に指定管理を変更することになりました。現在、王子北保育園を受託している社会福祉法人三祉会が選定候補者となっています。

2012年度補正予算

次に、今年度補正予算の主な内容です。

まず、防災関連では、家具転倒防止器具の無料取り付け事業の対象件数が500件から1000件へと拡充されます。また、高齢者・障害者の医療情報キットとあわせて防災用ホイッスル3万個が配付されます。

福祉関連では、あすか第三作業所跡地に知的障害者のグループホーム(ケアホーム)を整備するための土地測量予算がつきました。

保育関連では、田端駅前のアスカタワー内に整備予定だった認証保育園を、認可保育園(定員40名、対象は0~2歳児)に変更する予算措置が提起されました。運営は株式会社ポピンズで、区内の私立認可保育園として初めて株式会社が進出することになります。

ポリオの予防接種については、生ワクチンから不活化ワクチンに変更するための予算がつきました。

赤羽地域の関連では、2つの大きな予算措置がありました。

1つは、赤羽体育館です。

土壌汚染の除去費用負担をめぐって東京都との協議が続き、昨年1年間は工事がまったく進まなかった赤羽体育館ですが、今回、北区が都から土地を購入し、独自に土壌汚染対策をおこなった上で建設を進めるという方向性がしめされ、そのための予算が計上されました。

2つは、赤羽駅東口駅前に整備が予定されていた機械式の地下自転車駐車場建設についてです。

土壌調査によって、地下に高圧力の水流が見つかったため、機械式の計画はいったん白紙に戻し、地下平置き型なども視野に入れて再検討することになりました。

議員定数削減条例案

区議会の自民、公明、民主あすか区民の3会派からは、議員定数を現在の44から40へと4議席削減する条例改正案が提出されました。

日本共産党は、議員の数を減らすことは、区民の声がより議会に届きにくくなることにつながると考え、これまでも議員定数削減には反対の立場をとってきました。

2011年度決算の認定

今定例会ではまた、2011年度決算の認定がおこなわれます。

決算の審査は、各会派の代表で構成される決算特別委員会で7日間かけておこなわれます。

議会の傍聴にぜひ

初日となる明日は、日本共産党北区議員団を代表して、私が午後1時頃から本会議質問に立ちます。お時間のある方は、ぜひ傍聴においで下さい。