活動日誌

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区議会第2回定例会が始まりました

いよいよ北区議会第2回定例会が始まりました。

初日の今日は、本会議で各会派の代表質問がおこなわれました。日本共産党北区議員団からは、八巻直人幹事長が質問に立ちました。

八巻区議は、区民に一番身近な北区が福祉を守る自治体の役割を果たすべきとして、野田政権がすすめる消費税大増税に区長が反対を表明することを迫りましたが、区長は「国会で審議が進むものと承知している」などと答えました。

八巻区議はまた、「孤立死」「貧困死」をなくすための対策や、払いたくても払えない保険料の負担軽減、原発再稼働を許さず「原発ゼロ」の社会をめざすこと、科学的知見と住民目線にたった地域防災計画の見直し・拡充を求めました。

区財政のあり方を問う

北区は今年度の当初予算で「年度末には財政調整基金がゼロとなり、なお不足する8000万円は学校改築基金から借り入れる」などとしましたが、日本共産党北区議員団は「財政が大変」というメッセージを内外に発する「手法」は区財政の実態に基づかないミスリードだと指摘してきました。

八巻区議は5月の出納閉鎖の結果、実質収支額(黒字)が当初予算の30億円から43.6億円に、13.6億円も増えたことを示し、決算ベースでは区財政が健全であることを指摘。さらに、財調基金はゼロどころか、現時点で残高が26億円(2012年度末予測)となることを明らかにさせました。

その上で「『財調基金が底をつく』などといった事実に基づかないメッセージは撤回すべき。『財政が大変』という理由ですすめられている職員削減や指定管理者制度の推進など行き過ぎた『行革』は見直すべきだ」と迫りました。