2012年1月8日(日) | 活動日誌
荒川河川敷で谷川真理ハーフマラソン開催
第13回を迎える谷川真理ハーフマラソン(主催は同実行委員会、北区教育委員会が後援)が荒川河川敷で開催されました。早朝から、新河岸川沿いにあるわが家のマンションにもイベントを知らせるファンファーレが聞こえ、さっそく会場へと足を運んでみました。
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マラソン愛好家にとっても一大イベントのようで、河川敷には普段見られないようなたくさんの人が集まっていました。
午前9時に親子マラソンと1輪車マラソンがスタート、その後、3キロマラソン、メインのハーフマラソンと競技が続きました。
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実は、このイベントを見学に来た目的は、レースを楽しむのとは別にありました。すなわち、会場となる新荒川大橋野球場は、自然体験・自然学習の場として位置づけられている北区・子どもの水辺と隣接しているのですが、こうした大規模なイベントがおこなわれるたびに、心ない参加者によって環境が傷つけられているという情報を耳にし、その実態を調査することにしたのです。
今回、野球場と子どもの水辺を区切るフェンスの出入り口にはロープと進入禁止の張り紙が張られており、数人の警備員が配置されていました。それでも時折、警備の目をかいくぐって水辺に侵入し、用を足す男性の姿が確認されるなど、ルール違反の行為も見られました。
主催者側が用意した仮設トイレも数十台設置してあるのですが、参加者が数千人ともなると、単なる草むらと勘違いして(それでも許されるものではありませんが)、子どもの水辺で堂々と(?)行為に及んでしまう人がいるのは困ったものです。
また、イベント終了後に発生するごみの処理などにも課題がないかどうか、検証する必要があると思います。
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表彰式を終えて、谷川真理さんがあいさつをしているところです。
あとで知ったのですが、ロンドン五輪代表候補で、公務員ランナーとして注目されている埼玉県庁の川内優輝さんが、ハーフマラソンで2位に入ったとのこと。全国的にも話題を集めるイベントだけに、参加者のマナーや、自然環境への配慮について、さらに対策の徹底が求められると感じました。