活動日誌

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社会保障制度改悪計画学習交流会

日本共産党東京都委員会が主催する「社会保障制度改悪計画学習交流会」に参加しました。

会議では最初に、党中央政策委員会の谷本諭さんが「安倍政権の“社会保障解体”策動を阻止し、再生・拡充への転換を」と題して講演しました。

安倍政権の暴走は、消費税増税、原発再稼働、TPP推進、集団自衛権・9条改憲ととどまるところを知りませんが、社会保障の分野では「プログラム法案」骨子を閣議決定し、国民にとんでもない犠牲を強いる内容になっています。

医療では、70~74歳の2割負担、後期高齢者医療制度の存続、国保の都道府県単位化など。

介護では、要支援1・2の保険外し、要介護1・2を特養入所の対象外に、所得が一定額を超える人の利用料の値上げなど。

年金では、2.5%の支給減、マクロ経済スライドの拡大、支給開始年齢の引き上げなど。

改悪計画は、国民にとって最悪なものですが、同時にこれを推進する基盤はぜい弱であり、この「プログラム法案」自体が安倍政権にとって“アキレス腱”になりかねない、と谷本氏は指摘しました。その通りだと思います。

社会保障制度改悪計画学習交流会

休憩後は、社会保障制度改悪反対でたたかっている各地の経験を交流。わが北区議員団から、さがらとしこ団長が登壇し、北区で前進している医療・介護連携のとりくみを紹介しました。

今日の学習を力に、「プログラム法案」の危険な中身を国民に広く知らせ、社会保障再生・拡充をめざす日本共産党の建設的対案をしめしながら社会保障改悪反対の大きな国民運動をつくりあげてゆきたいと思います。