活動日誌

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花川区長に熱中症対策など申し入れ

まだまだ暑い、残暑きびしい日が続いています。

今日は、日本共産党北区議員団として、花川区長に対し、熱中症対策など緊急の申し入れをおこないました。

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今夏、すでに熱中症を発症した人は全国で4万人を超え、北区内でも緊急通報システムを通じて救急搬送された人や、残念ながら命を落とされた方もいます。

今日の申し入れでは、第1に、必要とされる高齢者などへのエアコン設置補助や、熱中症による孤独死を防ぐ対策の強化を求めました。

区側は、「エアコン設置助成については、一昨年に都がおこなった施策を確認した上で対応してゆきたい」とのべ、緊急通報システムの普及促進について「必要な方にちゃんと行きわたっているかどうかもう一度点検するとともに、利用促進のPRもしてゆきたい」と答えました。

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また、第2に、建築基準法や消防法などにも違反の疑いがある、いわゆる「脱法ハウス」の実態調査や、居住者に対する相談対応、適切な住宅支援をおこなうことを求めました。

区側は「すでに実態の確認作業に入っているが、区内にも30棟以上は存在していると思われる。引き続き、調査を続けたい」とのべました。

第3に、平和市長会議の加盟自治体として、政府に対し、「核兵器の非人道性に関する共同声明」への署名を要請することを求めました。

唯一の被爆国である日本政府が、「共同声明」への署名を拒否したことに対し、被爆地・長崎からも「被爆国の原点に帰れ」との厳しい批判の声があがっているからです。

区側は、「他の自治体の動向も調べた上で検討したい」とのべるにとどまりました。

区長には、これら緊急要求の実現に前向きにとりくんでいただきたいと、切に願います。