活動日誌

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鶴岡八幡宮、城ヶ島・三崎へ初詣日帰りバス旅行

日本共産党志茂・赤羽後援会の初詣日帰りバス旅行で、鎌倉と三浦半島を訪れました。

午前7時30分、68名の参加者を乗せた観光バス2台が赤羽東本通りのララガーデン入口から出発。首都高速を快調に飛ばして大黒PAでトイレ休憩をとった後は、湾岸線から横浜横須賀道路に接続して一気に鎌倉へ。

最初の目的地、鶴岡八幡宮に到着したのは9時40分すぎでした。

鶴岡八幡宮へ

この時期の神社周辺は、年初よりは少ないとはいえ初詣客でごった返し、乗用車も数珠つなぎ状態。運よくバスを駐車場に入れることができ、歩いて境内へと向かいます。

舞殿を通り過ぎて、本宮へと続く大石段前で記念撮影です。

集合写真

この石段の脇にそびえていた大銀杏の木は、3代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという伝説でも有名な大木でしたが、2010年3月10日の強風で倒れてしまいました。

現在、倒木したその場所から若木が育ち、2mほどにまで成長しているそうです。

これが、その場所。

大銀杏跡

倒木した樹幹はといえば、4mほどに切断して、元の場所の横に据えられていました。

元の場所から芽生えた若木と、隣に根付かせた親木の両方を育て、引き続き「御神木」として祀ってゆくとのことでした。

値付けされた樹幹

話が変わりますが、私たちが勉強した頃は、鎌倉幕府が開いたのは1192年で「いい国つくろう鎌倉幕府」と覚えました。

ところが、その後の研究で1185年成立説を唱える歴史学者が多数となり、今の子どもたちは「いい箱つくろう鎌倉幕府」と教えられているそうです。

以上、バスガイドさんから聞いたお話でした。

閑話休題。八幡宮で初詣のお参りをした後は、ふたたびバスに乗り、横浜横須賀道路へ戻って三浦半島を南下。次の目的地、城ヶ島をめざします。

衣笠ICから三浦縦貫道路(三浦サンサンライン)に接続し、一般道に抜けると三浦半島の先端まではもうすぐです。

半島と城ヶ島を結ぶ城ヶ島大橋を渡るバスからの風景。右手には相模湾が広がり、左手には房総半島が迫ります。

城ヶ島へ

城ヶ島は周囲が約4kmの小さい島で、戦時中は砲台が置かれた要塞だったとのこと。大きさからすれば、鎌倉の江の島とほぼ同じだそうです。

戦後に「城ヶ島公園」として開放され、現在では東側の海に突き出た部分が城ヶ島公園として整備されています。

今回、公園には立ち寄らず、集落にある食堂で昼食休憩をとることになりました。

テーブルに並べられたのは、まぐろづくしの和食膳。乾杯のビールを添えて、刺身から佃煮、塩辛、ねぎトロと、食材一つでこれでもかというくらいの料理を堪能しました。

見事なまでの料理を写真に撮っておけばと気がついたのは、すべて胃袋に収まった後でした。

食事を済ませて、今度は大橋を渡り返して三崎漁港へ。ここでは楽しいショッピングタイムが待っています。

港に面して建つ三浦市民ホールの1階が「産直センターうらり」です。三崎で獲れるまぐろをはじめ、たくさんの海産物が所狭しと並ぶ店内。ついつい財布の紐が緩んで、おみやげをいっぱい買ってしまいました。

三崎で買い物

城ヶ島・三崎を後にして、帰路はふたたび横浜横須賀道路で横浜方面へ。最後の目的地は、キリン横浜ビアビレッジです。

国内に9つあるというキリンのビール工場。中でもこの横浜工場は1926年に竣工し、敷地面積約19万㎡を誇る大工場です。

キリンビアビレッジ

さっそく1号車と2号車の二手に分かれて工場内を見学。案内の女性に導かれ、ビールの製造工程を順を追って説明していただきました。

工場見学

工場見学の所要時間は約70分。うち説明の時間が約50分で、残りは試飲の時間となります。

できたてのビールを1人3杯まで試飲できるとあって、見学中もやや落ち着きのない参加者が見受けられたのは気のせいでしょうか。

ビール製造機械

パネルや液晶モニターを使った説明のほか、実際の製造現場もガラス越しに見ることができます。あいにく休日だったため、機械自体は動いていませんでしたが。

一通りの説明を受けた後、いよいよ試飲タイムです。キリンがこだわる「一番搾り」や黒ビールを喉にくぐらせ、至福のひととき。ちゃんとおつまみも出て、サービス満点です。

ほろ酔い気分のまま、午後5時過ぎに横浜をバスで出発。帰り道もまったく渋滞にあわず、予定より40分も早い6時20分に赤羽に到着しました。

天気、食事、買い物、そしてビールの試飲と、今回はどれをとっても満足のバス旅行でした。

参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした。次回もぜひ、ご参加下さい。