活動日誌

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志茂3丁目小柳川公園が開園

志茂3丁目の日本化薬研究所跡地に整備された「小柳川公園」の開園式がおこなわれました。

朝方に降っていた雨も、式が始まる10時前にはどうやら止んだ様子。地元町会・自治会や志茂まちづくり協議会の役員、区長や区議会議長、地元の議員など来賓が多数参加して開園式が始まりました。

テープカットも滞りなくおこなわれた後は、いよいよ園内の見学です。

入口には公園の名称の由来を説明するパネルが建てられており、この地に昔、小柳川という川が流れていたことを詳しく紹介しています。

これまでワークショップを何回もおこない、その都度、どんな公園にするか真剣に議論してきました。図面では細かいところまで確認はしていても、実際の公園に入るのは初めてで、わくわくします。

この公園に先立って旧志茂小学校跡地に整備された「志茂ゆりの木公園」と比べると、広さは3分の2ほどですが、やはり防災の機能を兼ね備えているという点では共通しています。

公園入口脇には、5つのマンホールトイレが整備されています。

公園奥の円形広場の脇には、かまどベンチが2基設置されていて、レンチで留め具をはずせば、即座に災害用のかまどになることを実演によって説明していただきました。

防災あずまやは、普段はベンチが置かれた休憩所となっていますが、周囲にビニールシートをかければこの通り、緊急の避難所に早変わりです。

公園内をぐるっと一周しましたが、思ったより小ぶりな印象でした。

新たに植えられた木々もまだ若木の状態で、10年くらい経つとうっそうと茂り、「緑の公園」にふさわしいものになるとのことでした。

開園を待ちわびていた子どもたちも、楽しそうに遊具に群がってきました。

そしてこちらが散策路。ワークショップでは「少し迷路っぽくなるよう工夫した」と区から説明を受けていましたが、やはり木が茂っていないので隠れる場所もありません。

一通り見学した後は、志茂3丁目自治会館で懇親会に出席しました。

地元町会のみなさんから8000名を超える署名をつけて、日本化薬の土地を区が取得するよう求める陳情が出されたのが2007年。私も2回目の本会議質問でとりあげたことを思い出します。それから6年、ついに小柳川公園が完成したことを心から喜びたいと思います。

今後とも、地元のみなさんに大いに活用してもらえるよう願っています。