活動日誌

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防災対策を女性の視点で

北区男女共同参画推進ネットワークが毎年この時期に開いている「区議との懇談会」にご招待いただきました。4年ぶり、2回目の参加です。

今回は「北区における減災対策について~女性の視点を生かして~」をテーマに、ネットワーク会員のみなさんと懇談をおこないました。

最初に、ネットワーク代表の我妻澄江さんより、昨年8月より6回にわたって開かれた「東日本大震災を踏まえた今後の災害対策のあり方検討会」での討議内容について報告がありました。我妻さんは、検討会のメンバーでもあります。

会場となった北とぴあ・スペースゆうの多目的室には、5つのテーブルが並べてあり、それぞれ花の名前の札が立っていました。参加した13人の区議は各グループにふりわけられ、私は公明党、みんなの党の議員の方とともに、「すみれ」のテーブルに案内されました。

懇談では、自己紹介をしながら防災についての考えを一言ずつ披露。予定の1時間は、あっという間に過ぎてしまいました。

私は、区民に広く公開でおこなわれた「災害対策あり方検討会」が画期的なとりくみだったことや、自助・共助・公助がそれぞれの役割をふまえつつふさわしい連携をとること、区民のみなさんには上から目線でなく興味・関心を持ってもらいながら自主的に防災活動に参加してもらうのが必要なこと、などについて発言しました。

「避難所では女性の被災者が、男性のボランティアに対し下着のサイズを言ったり、生理用品を要求することができない。女性には女性が対応すべきだ」など、女性ならでの視点も大変参考になりました。

いつ起こるかわからない大災害。日ごろからの備えが大事と実感させられた懇談会でした。